「robovie-mR2」は，全高約300mm，重量約2.0kgで，アクチュエータとして全身に18個のRCサーボモータを備えています．（図A）

    センサとしては，画像入力用にCCDカメラ，音声入力用にマイクロフォン，音声出力用にスピーカ，そしてユビキタス・ネットワーク環境との連携用に，通信端末としてPDAを備えています．詳しくはページ下部の（表A）を参照ください．

    システム構成を（図B）に示します．「robovie-mR2」はPDAを通信端末として，ネットワークを経由して操作したり，逆に「robovie-mR2」から得たカメラ映像や音声を，ネットワークを通じて取得することができます．

    RCサーボモータの制御には，ヴイストン社製のモータ制御ボード「VS-RC003HV」を採用しました．

    ホビーロボットの分野でRCサーボモータの制御に高い実績を誇る「VS-RC003HV」と「robovie-mR2」の「キャラクタ性の高い外観」と「豊富な自由度」によって，容易に「表情」，「視線」，「身振り」，「手振り」を豊富に交えた動作が作成可能です．（動画1）

    なお，「VS-RC003HV」のパッド・コントロール機能を使用することで，ネットワークを経由せず，直接，操作することも可能です．