課題概要
ロボットが人にサービスを提供しようとすると、「人が何をしているのか」や「人がどこにいるのか」といった情報が必要になります。たとえば、ロボットが道に迷っている人を見つけて、「なにかお困りですか?」と 尋ねるサービスを考えてみましょう。ロボットがこの行動をとるためには、行き交う人々の中から困っている人を見つけて、うろうろしている人の位置を知り、追いかけて傍に行きつく必要があります。
このように、ロボットが人がどこにいるのか(位置情報)、その人がどのような場所にいるのか(場所の意味)、その人がどのような行動をしているのか(行動の意味)、がわかると、人にどのようなサービスを提供すればよいのか、人に対してどのように振る舞えばよいのか、を考える手掛かりとなります。
このような、環境中の人の位置や意味情報(プリミティブ)を取り出せるインフラ(共通プラットフォーム)ができれば、これを基に様々なロボットサービスを考えだす人や企業が生まれ、街や家庭で役に立つ新しいロボットサービスが広まると考えられます。
本研究では、人々の正確な位置を計測する技術と、この位置の情報から空間や行動の意味づけを行う技術「環境情報構造化技術」を確立します。また、これらの情報を環境から取得するためのインフラである、「共通プラットフォーム環境」を構築していきます。
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